宅配ボックス販売台数10倍目指す、パナソニック

最近のニュースで皆さんご存知だとは思いますが、宅配ニーズがアマゾンなどのネット通販サービスにより加速度的に高まってきています。
それにともない、以前より人気設備の宅配ボックスの需要が伸びてメーカーも商品開発を進めています。

実際にお客様へ物件のご紹介をしていても宅配ボックスが設置されていることを条件とされている方はかなり多いです。
現在の普及率は集合住宅で23%、戸建て住宅でわずか1%未満。新たな市場に向けて各社シェア獲得に躍起になっています。

またネット通販サービスが物流業界に受け入れきれない負担をかけている実情が取り沙汰されており、今後は国からも宅配ボックス新規設置に対して助成金が出るとの話もあります。
賃貸住宅オーナーからも募集力強化につながることから宅配ボックス設置に対しての相談が増えているそうです。
個人的には、普及率が低い戸建てに設置できるタイプがどのような使い勝手でどの位の価格に落ち着いてくるのか注目したいところです。

パナソニックの場合、販売台数目標を2018年度に年3万台と15年度の約10倍に引き上げる予定。受け取れる荷物は箱の大きさにより異なり5~10キログラムが目安で、希望小売価格は税別6万9500円~17万5千円。とのことです。

宅配サービス利用者にとっても配送業者にとっても無駄のない利便性の高い社会の実現に期待したいですね